生まれる前の準備―パパさんの気持ち編-

赤ちゃんが生まれる前に「パパになる」という自覚をしっかり持つようにしましょう!

妊娠が分かってから、お腹が大きくなったり悪阻(つわり)があったり食べたいものがかわったり母子手帳がもらえたり…ママさんはママになる準備が始まります。それに引き換えパパさんにはこれといった変化はありません。パパさんはなかなかパパになる準備が始められない生き物です。

私もママのお腹に触って赤ちゃんの動きを確かめてみたり、お腹を触りながら話しかけたり、検診について行って心音やエコー画像を見たり…いろいろしましたが、正直実感は湧きませんでした。「元気に生まれてきてください」とは思いましたが、エコー画像を見て「かわいい」と思えるような境地までは辿り着きませんでした。

ただ、実感が湧かないから何もしないではママさんの信頼は得られません。仕事に行くとき、仕事から帰ったらお腹の赤ちゃんに話しかけましょう。これは義務というかそういうものだと思って実行してください。そのためにも胎名というのをお腹の中にいる間だけの名前を赤ちゃんにつけてみましょう。呼び名があるだけでかなり話しかけやすくなります。

また、心だけでなくパパさんの体のケアも習慣づけておきましょう。赤ちゃんと接触するのに不衛生なのは論外です。まずは「手洗い・うがい」 「爪切り・爪やすり」 の習慣をつけましょう。

手洗い・うがいをしましょう!

 外から帰ったら、ミルク作るとき飲ますとき、オムツかえた後、自分がトイレにいった後など赤ちゃんに触る前後に手洗いをする機会は増えます。男性はあまり手を洗わないと思います。今のうちに手洗いを生活のルーティーンに組み込みましょう。合わせてうがいもしっかり行い、パパさんが風邪などひかないよう、赤ちゃんにうつさないように注意しましょう。

爪切り・爪やすりの習慣をつけましょう!

 赤ちゃんの皮膚は非常にデリケートです。そのうち自分の爪でひっかいて派手な傷を作ったりします。赤ちゃんが自分の爪でひっかいてしまうのはある程度仕方がないことですが、パパさんの爪で我が子に傷を作らないようにしっかり爪を切りやすりでなめらかにしておきましょう。

「手洗い・うがい」と「爪切り・爪やすり」は習慣化しておくと、何かの拍子にママさんの注意・指摘を受けるということがなくなります。

抱っことオムツ替えの練習をしましょう!

あと、抱っことオムツ替えの練習はしておきましょう。両親学級というもうすぐ赤ちゃんが生まれるパパさんママさん向けに育児講座が開かれますので参加して練習しておくと安心です。

抱っこですが生まれてしばらくは横抱きになるかと思います。右利きの場合、おそらく赤ちゃんの頭が左側にきます(右手の平で頭を支えるため。試しにやってみてください)。我が家は夫婦ともに右利きです。赤ちゃんは抱っこされる時、いつも右耳を押さえつけるような体勢になってました。しばらくして、なんとなく赤ちゃんの右耳と左耳の形が違ってきていることに気づき同じ形で抱っこしているからではないか?という話になりました。話し合いの結果、私が逆向きの横抱きを習得してバランスをとるということになりました。この利き手じゃない方での抱っこは不安定で慣れるのに時間がかかりました。

そんなこともありますので、余裕のあるうちに抱っこのバリエーションを増やしておきましょう。

オムツ替えはパパさんの仕事と考えましょう。パパさんが家にいる間ママさんは、料理や洗濯などの家事の中でも清潔さを必要とされることをしているのではないでしょうか?ですので汚れる可能性があるオムツ替えはパパさんが積極的にかかわるべき育児です。よく「おしっこは替えられるけどウンチはムリ」というパパさんがいると聞きますが、かわいい我が子のウンチです。嫌がらずにオムツ替え出来るように覚悟を決めておきましょう。

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